2004年1月24日~5月8日(2004年5月31日作成)

【1】政局
【2】政策活動
1.政策評価・公会計フォーラム
2.党務
3.勉強会
【3】地元活動
1.政治活動
2.イベント・会合参加
3.地方選挙

【4】士業活動
【5】若松事務所の現況報告

 
【1】政局
 
通常国会が開会となり、民主党の激しい抵抗が予想されましたが、ふたを開けると、平成16年度予算も3月中の成立、そして、国民保険料未納問題でゆれた年金改革法案も、4月28日には衆院厚生労働委員会で自民・公明与党の賛成多数で今国会での成立が確定的になってきました。また、イラクでの日本人人質問題も無事解決し、小泉総理の強運さと、「自己責任論」に見られる日本人のあり方にも話題が沸騰しました。
私も、最低週1回は国会に行き、政調会議、官僚との政策の打ち合わせ等、国会での雰囲気を観察していますが、政府与党間、与野党間などの対立・緊張感がまったくなく、マスコミはこの状況を称して、「べたなぎ」政局と呼んでいます。実際、マスコミ各社に聞くと、小泉総理に対抗する自民党内勢力が見えず、最大野党の民主党でさえも、年金法案での中途半端な抵抗、さらには菅代表の国民保険料の未納事実が明らかになり、小泉政権を揺り動かす政局になりにくいため、全体的に政治記事が書きにくく、自民党担当マスコミ集まりである平河クラブはまったく暇であるとこぼしていました。ところが、国民年金保険料の未納者に現閣僚が多数名を連ね、5月7日には福田官房長官の辞任により、他の閣僚にも連鎖するか、更には、菅代表の党代表責任論で民主党内が激震となり、一挙に政局含みとなってきました。5月11日の年金法案の衆院本会議採択後は、小泉首相の求心力に大きな変化があらわれるか、不透明要素を抱えながらの7月参院選への突入となりますが、この2ヶ月間は、埼玉選挙区においては、定数3に自民・公明が議席を確保し、与党過半数を獲る戦いが中心となります。私は西田まこと予定候補者の選対副本部長として、全面的な選挙戦に突入してまいります。市民フォーラム会員各位の「西田まこと」さんへのご支援のご理解を宜しくお願いいたします。
 
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【2】政策活動 
1.政策評価・公会計フォーラム
昨年の総選挙後の結果にもかかわらず、特殊法人改革、行政評価法制定に協力していただいた有識者から、引き続き、「行財政改革の真髄であるニュー・パブリック・マネジメント」を推進するためにも、私を中心に勉強会を再開すべきとの声が上がり、政策評価制度の専門家である上山信一氏と公会計と行政評価双方に経験をもつ公認会計士の樫谷隆夫氏と私の3人が発起人となり、「政策評価・公会計フォーラム」を立ち上げ、第1回目の勉強会を3月19日、都内で行いました。この日は、総務省の行政評価局長、2回目は財務省からオーストラリア国立大学へ客員研究員として先進諸国の行財政改革を調査している研究員、第3回目は主計局の公会計室長を講師に招き、意見交換はもとより、予算・政策評価・公会計制度改革につながる大きな政策提言を策定中です。秋の行政評価法の改正時期前に、具体的な提言をまとめ、党および担当省庁への働きかけを強めてまいります。


2.党務 
前回の活動報告でご案内した財政金融部会と総務部会の副部会長以外に、党行政改革推進本部事務局次長と公会計改革委員会の副委員長の任命を受け、前述した「政策評価・公会計フォーラム」の研究成果を党内で具体化すべく、今後も党政務調査会の中で奮闘してまいります。

 
3.勉強会
①実施済みの勉強会
2月26日(木)は、大宮ソニックで、毎年恒例となっている日本総合研究所エコノミストの高橋進氏(ビジネス・サテライトのレギュラー解説者、12CH)から、2004年日本経済の見通しを聞き、小泉構造改革が今年こそ本格的な景気回復軌道に乗るかどうかについて検証しました。高橋氏が作成する資料は、年々内容は充実し、かつ、参加者の問題意識も高まり、中身の濃い質疑応答もできました。

3月8日(月)は、東京駅に隣接する東京国際フォーラムにて、公認会計士および税理士のために、「公認会計士法改正の経緯と詳細」の内容を、法律改正に関わった金融庁の担当官から聴取しました。今回の改正は公認会計士に厳しい批判の風が吹く中で行われたため、会計士側からの不満もありましたが、私が司会進行役となり、金融庁と会計士双方の本音ベースの意見交換を行い、それぞれの今後の課題が浮かび上がった勉強会になったのではないかと理解しています。

4月5日(月)は、埼玉税理士政経フォーラムのメンバーと、財務副大臣室を訪ね、昨年末の税制改正に対する要望や、今後の電子納税制度の情報交換等を行い、この日行われていた参院の決算委員会の傍聴も行い、谷垣財務大臣や石井副大臣と挨拶を交えることができました。

②今後の予定
6月9日(水)は、17時から、JR田町駅近くの「雇用・能力開発機構」が運営する「起業・新分野展開支援センター(創業サポートセンター)」を視察し、合わせて、中小企業の世代交代の専門家を交えて、勉強会を開催します。

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【3】地元活動 
1.政治活動
①駅頭活動
週3回の駅頭活動は、多くの通勤者にお会いできる貴重な機会であり、私の政策の主張ができ、また、支持者の励ましのお言葉も頂く大切な活動となっています。公務のため、副大臣時代にはあまりできませんでしたが、厳冬から初夏へと季節の変化と通勤者の表情の変化をうかがい、日本経済の回復基調を確かめるのに有用となっています。
②後援会活動
埼玉6区での私の政治活動を支援していただいている若翔会は、各若翔会活動中心の機動力を重視した組織形態で活動を続けています。4月10日には会長会議を行い、引き続き私の国政復帰への支援活動を活発化してゆく旨の確認をしていただきました。この日は、神崎代表から支援の御礼のメッセージも頂戴しました。

2.イベント・会合参加
ここでは、特徴的なものの一部を紹介します。

3月7日(日)は、こうのとり卓球大会が鴻巣で開催され、中学時代の卓球部以来30数年ぶりの正式試合を経験しました。リーグ予選では2敗を記し、決勝トーナメント進出は果たせませんでしたが、新ルールのもとで初めて1セットだけでも勝つことが出来、楽しい大会参加となりました。

3月13日(土)は、鴻巣パンジーマラソンの5kmに出場しました。翌日もマラソン大会出場のため押さえ気味に走りましたが、25分45秒とまあまあの記録となりました。


翌14日(日)は桶川市紅花マラソンの5kmに初参加し、前日より2~3分遅れを覚悟しましたが、結果は6秒短縮の25分39秒と、5km一般男子シニア51人中30位の成績となり、自分の体力に若干の自信回復となりました。

第九で鍛えた発声練習が活き、春のカラオケ等の芸能祭の出場依頼を頂き、2月29日は「天城越え」、4月4日は「まつり」、4月25日の発表会では紋付袴姿で「古城」を披露しました。このような場で私を紹介していただくのは大変ありがたく、感謝の気持ちを込めて歌いました。


3月18日(木)は、わが母校である川口高等学校から、「川高 ようこそ先輩 課外授業」と称して、1時間半の講師依頼がありました。担当は1年生で、私のテーマは「公認会計士と国会議員」でした。ともに高校1年生にはあまり身近でないテーマのため、生徒の関心を引きつつ話を進める難しさを実感.し、私自身非常に良い経験となりました。現役時代の成績が悪かった私の体験が、多くの生徒の励みになったようで、6名の生徒から感想をいただきました。

3.地方選挙
 昨年の衆議院選挙後も、埼玉6区内では3つの首長選が行われました。

 2月8日は、上尾市長選があり、私を支援して頂いた新井弘治氏の3選目の勝利となり、有効得票数の47%を獲得する圧勝でした。

 4月18日は、吹上町の町議会議員選挙とあわせ、吹上町の合併を問う住民投票と、リコール運動で辞職・再出馬した現職と新人との一騎打ちの町長選、3つの選挙が同時に行われました。行田との合併を推進する現職町長は、町長選が7,114票、行田合併賛成が7,245票に対して、合併の住民投票結果に従うとする新人候補が9,174票と、鴻巣合併賛成7,596票と合併反対1,753票両方を取り込む作戦勝ち的な勝利となり、今後の合併手続きの難しさを占う結果となりました。

 翌週の4月25日は、伊奈町長選があり、4人の乱立選挙となり、捲土重来を期す野川候補が現職を破り、新町長の誕生となりました。
伊奈町は上尾市または桶川市との合併協議が始まり、新町長にとって難しい舵取りが予想されます。

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【4】士業活動
1.公認会計士
衆議院議員の現職を離れた私に、複数の大手の監査法人から、行政改革、公会計等、私が現職中に経験した行財政改革の講師依頼が相次ぎました。また、監査法人時代の後輩から、10年ぶりの監査現場の話があり、公認会計士法改正後の監査現場を見る貴重な経験になりうると判断し、現在、証券取引法と商法監査を1社づつ担当しています。

2.税理士
約2年近く努めた総務副大臣時代にはできなかった、3月15日の税務確定申告のための税理士無料税務相談を2日間、3年ぶりに地元の上尾市で行いました。この2日間で22人の相談を受け、還付申告から青色申告まで、幅広い税務の現場を勉強しました。
3.行政書士
昨年8月に私は行政書士登録をしました。行政書士会においては、現在所属する上尾支部の顧問を務め、国民市民のための行政への申請業務の補助業務を行政書士の立場から現場を見ています。公認会計士・税理士と異なり、行政に関わる補助業務ができる行政書士の守備範囲の広さに驚嘆しながら、今後の電子政府・電子自治体と行政書士の関係性を見つめる貴重な経験をしています。

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【5】若松事務所の現況報告
 現在、上尾市の若松事務所は、事務長の荒久田、IT担当の辻本、事務担当の宮野、そして後援会担当の川上、中村、ほか、若松事務所の政治活動を支えていただいている数名のボランティアの方々とともに、捲土重来・国政復帰への戦いを進めています。

昨年11月から半年が経過しました。この間の市民フォーラム会員各位の変わらぬご支援は本当にありがたく、心より感謝申し上げます。数々のご相談に対して、全力で対応させていただいております。今後とも変わらぬご支援とご鞭撻をよろしくお願い申し上げます。
以上
 
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