公明新聞：2013年8月15日付より

公明党の若松謙維参院議員は14日、記録的な豪雨による被害に見舞われた岩手県雫石町を訪れ、被災現場を視察した。

党岩手県本部（小野寺好代表＝県議）の池野直友・盛岡市議、相原孝彦・滝沢村議、藤原恵子・紫波町議、米倉清志・矢巾町議が同行した。

同町では、9日から10日の朝にかけて猛烈な雨が断続的に降り続き、町内各地で土砂災害や河川の氾濫、住宅の浸水被害などが相次いだ。

深谷政光町長は被害状況を説明した上で、「被害額を算出しているが、まったく想定できない巨額なものになることは確実で、町の予算だけで対応するのは不可能」と強調。その上で、「一日も早く激甚災害に指定してもらいたい」と訴えた。

これに対し若松氏は「一日も早い復旧と被災者の生活再建を進めるため、激甚災害の指定を国に働き掛けていく」と答えた。

また、これに先立ち一行は、同県紫波町と矢巾町の大雨被害の現場も視察した。