若松かねしげ[新着情報]

2015年07月17日

メルマガvol.84 平和安全法制衆議院通過、いよいよ参議院審議始まる

みなさん、こんにちは。若松かねしげです。
猛暑、台風等、天候不順の中、福島県白河市、福島市、本宮市では、公明党候補者が過去最高の得票で勝利させて頂きました。党員支持者の皆様に衷心より厚く御礼申し上げます。
当選した候補者と共に、報恩感謝の戦いを貫く決意であります。

昨日、平和安全法制が衆議院本会議で可決され、参議院に送付されました。一昨日の特別委員会では、野党のチラシ、プラカード等を持ち込んだ様子がテレビに映り、一部のマスコミは、与党の強行採決と報じました。

<強行採決でない、与野党合意の中での採決>
一昨日の採決は、14日の理事会で与党から採決方法を野党側に提案した上で決められました。
採決前の締めくくり総括質疑では、民主、維新、共産の野党各党が質問に立ち、維新は反対討論を行いました。今回の議事運営は、与野党を交えた特別委員会の理事会で合意しており、「衆議院公報」で正式な議事日程として、午後1時開議が掲載されています。

採決の際、民主党議員が用意周到に準備したプラカードは、本来、理事会での了承が必要でしたが、必要な許可を得ずに持ち込み、特別委員長を取り囲み、示威行為を行ないました。
これについては「疑問なのは、多数の民主党議員らが採決時に委員長席に詰め寄って怒号を上げ、与党の強行採決を演出したことだ」(16日付読売)と、民主党の行動に対する批判の論調もあります。

昨日の本会議でも、衆議院公報掲載はもとより、本会議での採決前の討論では野党も参加しており、強行採決には程遠い議事運営であったと考えます。


<審議不十分との批判は当たりません>
今回の平和安全法制の審議時間は116時間を超え、野党委員1人当たり7時間以上の質疑が確保されました。予算委員会での通常の質問時間の倍以上が野党に充てられましたが、委員会審議では同じような質問が目立ちました。

1992年のPKO法での衆院88時間(参院106時間)、武力攻撃事態対処法・有事関連3法での衆院92時間(参院52時間)より長く、1960年の日米安保条約改定時の136時間に次ぐ、戦後6番目の審議時間が費やされました。

17日付日経では「集団的自衛権、民主、対案示せず」と記載され、野党第1党である民主党は政府の法案にひたすら「反対」だけの路線しかとれず、国会審議追及の迫力不足は否めません。
また、過去10年間に2回、北朝鮮のミサイルが日本上空を通過するなど、我が国を取り巻く現在の安全保障環境が厳しさを増している情勢、その変化に対する問題意識を持った質問はほとんどなく、自衛隊を戦争に行かせる「戦争法案」とのレッテル貼りに終始した対応であったと言わざるを得ません。

国際平和協力法による自衛隊の海外派遣は「後方支援」だけであり、例外なき「国会事前承認」も義務化しており、「自衛隊を戦争に行かせる」ことはありえません。
公明党は平和憲法を有する日本の安全保障政策を確かなものとするため、昨年7月閣議決定での「新3要件」、国会審議の中で安倍総理、内閣法制局に何度も確認した「海外派遣3原則」と「政策判断3指針」の3つの歯止めを、「憲法の範囲内」、「専守防衛」で守り切った戦いをいたしました。


<憲法学者の無責任な違憲論>
11日の朝日新聞デジタルでは、安保法制の合憲性について、憲法学者209人にアンケートを送り122人の回答を得ています。そのほとんどが憲法違反の回答をしていますが、同じアンケートの中で、自衛隊については「憲法違反」が50人、「憲法違反の可能性がある」が27人と、自衛隊を認めていない憲法学者が3分の2をしめている中で、「平和安全法制」についてアンケートを取ること自体が自己矛盾です。

北側副代表は何度も、憲法学者が最高裁判所での自衛隊、安全保障法制の議論を行わなかったからこそ、政府と国会の間でその審議を続け、現在と今後の我が国の平和安全法制を築いてきたことを強調しています。平和安全法制を憲法違反とする、憲法学者の主張は意味を持ちません。


<参議院で国民の理解を一層深めることに全力>
今回の「平和安全法制」は必要です。
海外での武力攻撃を認めていない憲法の下での戦争は絶対にできないし、戦争のための自衛隊派遣もあり得ません。
「戦争法案」ではなく、抑止力を高め、日本の安全保障環境を向上させるための法整備であります。
しかし、国民の理解も一層進めていく必要はあります。
このため、参議院での審議を通じて、政府・与党として、引き続き、謙虚で真摯に分かりやすい議論を展開してまいります。


19日からは会津若松市(3名)、滝沢市(1名増の2名)、二戸市、久慈市、白石市(各1名)で、公明党公認候補者が戦いに挑みます。そして、24日は仙台市で全国超重点区の泉区(1名増の2名)を含む9名が立候補いたします。
東北完勝をめざし、連続闘争を展開して参ります。皆様のご支援を、何卒、宜しくお願い申し上げます。

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